はじめに
インフルエンサーマーケティング、近年ますます広告業界で注目を集めています。
しかし、この新しいアプローチが本当にブランド広告に対して効果的なのか、疑問が残ります。
本記事では、インフルエンサーマーケティングの効果について考察し、成功の鍵を探ります。
表を見ていただいたらわかるように、日本人がSNSを使用する理由は様々ですが企業の目線から考えると重要なカテゴリーが2つわかります。
1つ目はショッピングカテゴリー、そして重要な2つ目がコミュニティ関連カテゴリーです。
ただブランドそのものを伝えアピールする、そんな広告では顧客の心が掴みづらくなっている中でこの”コミュニティカテゴリー”はインフルエンサーマーケティングで大きく可能性が広がるということをこの記事でお伝えいたします。
効果的なインフルエンサーマーケティングとは?⬇️
ルール1: インフルエンサーの役割の変化
従来の広告から離れ、インフルエンサーマーケティングでは、単なる広告媒体ではなく、コミュニティの一員としての存在が求められています。
インフルエンサーは、ブランドとフォロワーとの橋渡しをし、コミュニティの一員として信頼を構築します。
芸能人がCMでブランドを宣伝するようにインフルエンサーも宣伝してしまうと、インフルエンサーとコミュニティの間に溝ができてしまい、信頼を築くことが難しくなってしまいます。
ルール2: ブランド広告のコミュニティ構築
インフルエンサーマーケティングの真の効果は、ブランドがフォロワーと密接なコミュニティを築く手助けとなることにあります。
広告がコミュニティの一部となり、フォロワー同士の対話を促進することで、ブランドの認知度と好感度が向上します。
そのためには顧客が広告を見る場所、その時の心情等を理解する必要があるのです。
TVなどのメディアはあくまで”作り物”として視聴している人が多いのですが、インフルエンサーが活躍するSNS等は情報収集や共有をする場所であり、自身がコミュニティに参加することが増えるため、コミュニティへの依存度が上がります。
ルール3: 対話の重要性
単方向の広告ではなく、インフルエンサーマーケティングは双方向の対話を重視します。
フォロワーとのコミュニケーションやコメントへのレスポンスが、ブランドの人間味を表現し、フォロワーとの強い結びつきを生み出します。
TVとは違って例えばインフルエンサーがSNSで広告コンテンツを投稿する際にはコメント欄で細かい質問や感想をシェアすることができ、それらに直接インフルエンサーが回答するという対話が成立します。
ルール4: インフルエンサーの影響力
インフルエンサーが持つ影響力は、広告メッセージをより効果的に伝える要素の一つです。
その影響力を活かし、コミュニティ内でのブランドのポジショニングや価値観を共有することが、効果的なブランド広告の一環となります。
つまり、ブランドが伝えたい内容をそのままインフルエンサーが話すのではなく、インフルエンサーの言葉で、解釈で伝えるとフォロワーにとってより信頼性のあるコンテンツになるのです。
まとめ
ブランド広告でのインフルエンサーマーケティングが本当に効果的であるかどうかは、単なる広告メディア以上に、コミュニティと対話の一翼を担うことにかかっています。
インフルエンサーがコミュニティを形成し、双方向の対話が促進されることで、ブランド広告はより深い影響を生みます。
ブランドとコミュニティとの結びつきを深め、対話を大切にすることで、真に効果的なインフルエンサーマーケティングを実現しましょう。
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